
次元を超えたテラスハウスの住人 ちゃんもも◎インタビュー
現在フジテレビにて毎週金曜日23:00~23:30に放送中の人気番組「テラスハウス」に出演中のちゃんもも◎。彼女は今いったい何を考えているのか、子供時代の話から現在のテラスハウスに至る話、はたまたファッションやメイクのこだわりポイントまで多方面からお話を伺った。 取材・写真:MISUMI ―ちゃんもも◎はどんな子ども時代を過ごしていたの? ちゃんもも◎:今となんにも変わってないですね。わたし幼稚園生の時に中二病がきたんです(笑)。幼稚園の頃にみんなで写真を撮るじゃないですか、その時にみんなの輪から外れてすごい顔してカメラを睨んだりしていて…こんな慣れ合いには付き合ってらんねーよみたいな(笑)。 ―幼稚園時代から片鱗を見せていたんだね(笑)。 ちゃんもも◎:中学の時はダンスをやったり書道を習ったりしていました。中学高校の時は人格が今と結構違ったんですよ、自分でも性格が悪かったなって思うし、ひどい人間でした。でも高校三年生の時にこのままじゃだめだと思って、自分のスイッチを入れなおして大きく変えたんです。 ―高校三年生の決意が一つの転換点になったと。”ちゃんもも◎”としての活動はどれくらいから始まっているの? ちゃんもも◎:19歳。渋家に引っ越してきてからです。そこからずっとちゃんもも◎として活動していますね。 ―渋家(渋谷にあるオルタナティブ・スペース)は何がきっかけで住むことが決まったの? ちゃんもも◎:友達がよく遊びに行っていて、連れて行ってもらったんです。玄関を開けたら壁中が落書きだらけで、齋藤桂太という長髪でいかにもな創設者が出てきて…(笑)。ヴィレバンとかにある小説に出てくるような世界が本当にあることに衝撃を受けました。行ったその日に速攻「ここに住む!」って決めたんです。「こういう環境だし、1ヶ月くらい居てみてそれから決めなよ」って言われたんですけど。「住む!」ってずうずうしく押し切って住み始めました。 ―なるほど、実際住み始めてみてどうだった? ちゃんもも◎:住み始めてからすぐにシンワアートミュージアムで「via art」という展示があって、そこで初めてアートをやったんですがそれが本当に楽しくって…そこからアートにはまりましたね。それまでは自分の表現を決めかねていたんです。渋家に出会えたことは本当に奇跡みたいなものだと思います。自分のやりたいことがぴたっとあてはまるようなことに出会えて本当に幸せものだなと。 ―今まで住んできて面白かったエピソードはある? ちゃんもも◎:引越しの時かな。次のステージに進まなきゃって恵比寿から引っ越すときに、お金が百万円以上必要だったんです。そこで、みんなで日払いのガテン系の仕事をして、帰ってきてはそのお金を引越しの資金にするということを毎日繰り返していました。あとはインターネットで、今でいうクラウドファンディングのような感じでお金をくださいと募集もしたりもしました。今は、渋家のことを勘違いしている人が世の中に沢山いるからそれを何とかしたいと思っています。実際に渋家というものを知っていて、それからの批判とかは全然いいんだけど、ネットにあふれている嘘のイメージがなくなればいいなと思います。 ―実際渋家に行ったことがある人からするとありえないような話がネットでは書かれているよね。その後テラスハウスに住むようになって何か心境に変化はあった? ちゃんもも◎:もも自身は心境とかスタイルは変わっていないです。でもテラスハウスという環境でみんなのことを見ていて、背中を押されるみたいな感覚はあります。なので今までよりも頑張ろうという気持ちは強くなりました。いつかはテラスハウスを出なくちゃいけないけど、その時には今までに出て行った人のように、自分の中に大きな決意を持って出ていけるようにしたいです。 ―ちゃんもも◎にとってテラスハウスはどういう存在? ちゃんもも◎:レイヤーの一つ。テラスハウスを通してしか見れないことを探す場所です。なにせ特殊な生活なので、色んなもの得られてます。そういうの沢山欲しいんです。いつか何かに役に立つはず。
中村明日美子『同級生』がアニメ化!神谷浩史、野島健児らキャスト陣堂々発表
中村明日美子の人気漫画『同級生』がアニメ化されることが決定した。 『同級生』はBLアンソロジーコミック誌『OPERA』にて連載されたものが原作。キャストは佐条利人役に野島健児、草壁光役に神谷浩史、音楽は押尾コータローが担当する。また、3月21日~22日に東京ビッグサイトで開催されるAnime Japan2015のアニプレックスブースには「同級生」コーナーも設けられる。現在Youtubeにてプロモーション映像も公開されているのでこちらもぜひ見てみては。 「同級生」PV アニメ情報 『同級生』 ■スタッフ 原作:中村明日美子「同級生」(茜新社刊) 監督:中村章子 キャラクターデザイン:林明美 美術監督:中村千恵子(スタジオ心) 色彩設計:歌川律子 撮影監督:長瀬由起子 3DCG:佐藤香織 編集:西山茂(リアル-T) 音楽:押尾コータロー 音響監督:藤田亜紀子 音響制作:HALF H・P